FPときどき薬剤師

保険、医療、健康分野を中心に、人生に役立つ情報を提供していきます。

平成30年診療報酬改定の速報

本日、中医協総会配布資料「答申について」より、点数も含めた概要がでました。先日、ブログで書いた内容も含めて再度見ていきましょう。

ちなみに、原本は下記の通りです。

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000193510.pdf

地域支援体制加算について

まず、点数が35点と予想より高かったです。取れる件数が少ないと思われますので、基準加算の点数より高くなったかと思われます。基準加算との要件の違いは、訪問看護や福祉サービス等の地域の連携体制が整備されていることや、医療安全に資する情報共有の体制・実績等が追加されているようです。この実績は少し気になりますね・・・。調剤基本料1以外の薬局は、かなり厳しいですね。基本料1以外は相当の実績が求められており(1は、①麻薬免許 ②在宅実績 ③かかりつけの届出 でOK)、その具体的な数字もでており、特に麻薬指導管理加算の実績10回/年、夜間・休日等の対応実績400回/年あたりが厳しいかと。ちなみに、薬剤師1人当たりですので、2人いれば倍になります。

後発医薬品調剤体制加算について

割合は、予想どおりで①75%以上 ②80%以上 ③85%以上 でしたね。

点数が以外でした。予想の①14点 ②18点 ③22点 ではなく、①18点 ②22点 ③26点 と高かったですね、これも後発品誘導への必死さがでてます。えさをあたえて、是が非でも目標の80%を目指すということですね。

ちなみに、20%以下のところは2点の減点です。

内服調剤料の見直し

予想どおりですが、どのくらい影響あるのかまだ調べていませんが、下記の通りです。

①15日分以上21日分以下 70点→67点

②22日分以上30日分以下 80点→78点

③31日分以上      87点→86点

また、自身の薬局でシュミレーションします。

その他気になる項目

①一般名処方加算

医科の方ですが、加算1は3点→6点、加算2は2点→4点と倍。これも、後発促進の意思が大きく出ています。

②薬剤服用歴管理指導料

現在よりすべて3点上昇(手帳あり38点→41点、なし50点→53点)。ただし、手帳活用実績が、5割以下ならまさかの13点。これはかなり厳しいので、一度薬局でシュミレーションしてください。ちなみにうちは68%と大丈夫でした。また、薬歴に次回の服薬指導の計画も記載するようになったみたいです。

③服用薬剤調整支援料

6種類以上の内服薬が処方されたものについて、保険薬剤師が文書で医師に提案し、内服薬が2種類以上減少したら算定可能という、新しい項目。125点と高く魅力的に見えるかもしれませんが、経営的に見ると結局損になりそうです。薬価差益・内服調剤料の減少は大きいです。ただし、今の増大する医療費を考えると、薬剤師としてできることの一つになりそうなので、がんばってみたいと思います。

④重複投薬・相互作用等防止加算

従来からある項目ですが、残薬調整は30点、残薬以外は40点と分けるようです。私も思ってました、禁忌薬を発見して、医師に変更してもらったのと、患者さんが残薬を持ってきたのと同じではと・・・。よい改定かと思います。

 

とり急ぎ書いてみましたが、今後追記等ありましたら、更新していきます。