FPときどき薬剤師

保険、医療、健康分野を中心に、人生に役立つ情報を提供していきます。

医療保険は必要なのか?

最近、医療保険は必要ないという記事を良く見かけますが、実際問題どうだろうか?

日本には、とても手厚い公的な保険があるため、必要ではなさそうだが、再度自身でも検証してみました。

入院や手術をする場合、いったいどのくらい費用がかかるの?

基本的には、手術・医療などの保険を使用する場合、1ヶ月に80100円を超える場合は、80100円は自己負担で、その額を超える分に関しては1%の自己負担ですむ高額医療費制度が使用できます。この高額医療費制度、所得により計算式が違いますが、標準報酬月額28万~50万円の方は、80,100円+(総医療費-267,000円)×1%の計算式で表されます。総医療費が100万円かかっても、上記の式に当てはめると、87430円の自己負担ですみます。

入院すると、他差額ベット代と食費がかかります。差額ベット代は、よく払わなくてもよいとネット等で見かけますが、現実的にはほぼ支払いをしているのが現状です。

厚生労働省「主な選定療養に係る報告状況(平成26年7月1日現在)」では

<差額ベット代>  
1人室 7,812円/日
2人室 3,130円/日
3人室 2,878円/日
4人室 2,509円/日

 また食費に関しては、現役並み所得者・一般(住民税課税世帯) 260円/食

 あとは、入院日数ですが、これは疾患によって変わってきますが、厚生労働省の平均入院日数を使用します。平成26年9月のデータでは、35~64歳は24.4日となっております。

上記のデータを利用して、シュミレーションしますと

87430円×2ヶ月(高額医療費)+2839円(差額ベット代2~4人の平均)×25日+260円×3×25日 = 265,335円

 保険料との比較検討

現在、医療保険に入っている人は、その金額を使って考えてもらってみてください。

ここでは、一般的な商品の金額を見ながら検討します。入院保障10000円、35歳男性の基本保障のみの場合、オリックス生命アフラック損保ジャパン日本興亜ひまわり生命などの商品の平均が約3500円/月、年間で42000円。手術・入院の費用をまかなうために、約7年。どうでしょうか?

7年ごとにこのような手術・入院があるのでしょうか?

ほとんどの方が、ないと思います・・・、だから医療保険は儲かるんですね・・・。

ただ、その保険をかけない場合、その費用をきちんと貯蓄していないといけないのです。それが出来ない方は、保険で無理やりにでも貯金しとくのも一つの方法かもしれませんね。